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シンプルライフの作り方

【ことば】ありがとうー感謝のちから

人間関係はまことに面倒!

 

人間関係に右往左往させられる自分はもっと面倒!!

 

気持ちが伝わらなかったり、

逆に誤解されひどい仕打ちを受けたり・・・

 

終いには、

弁明もできずに

四面楚歌になったり。

 

そんな自分を憐れんでみたり、人を恨んでみたり。

 

恨んでいる自分・囚われている自分に失望したり。

 

抜け出したいと思えば思うほどに囚われたり。

(シロクマ抑制目録)

 

一体どうすればいいんだと・・・orz

 

誠実に人に向き合ったことがある人なら

 

誰しも経験があるはずの

 

この負のスパイラル。

 

このスパイラルから脱出する効果的な方法がある!

 

恨みに思っている人に対して、

 

「ありがとう」

 

「あなたの幸福を心から願っています」

 

と唱えてみよう!!

 

*どうしても難しい場合は、「自分の周りの人が」と対象をぼやかしましょう。

 

「なんだこの自己欺瞞は」と思われるかもしれないが、

 

意外にもこころが軽くなり執着が薄れ、

 

一段高いレベルから物事がとらえられるた心境になるものです。

 

理由は簡単、

 

生物は、生存のために

 

ネガティブ情報には執着するが

 

ポジティブ情報には執着しないからです。

 

感謝の言葉で、

 

ネガティブ情報(自分が勝手に思い込んでいる)を

 

ポジティブ情報に変換しすると

 

執着のレベルが下がる。

 

執着のスパイラルから抜け出すきっかけになるはずです。

 

また、その様な態度でいると

 

相手にも慈しみが伝染する可能性も出てきます。

(感謝・親切の伝播性)


Kindness Boomerang - One day

 

甘ったるいと思われがちの

 

キリスト教

 

・「隣人愛」

・「右ほほをぶたれたら、左ほほを差し出せ」

・「あなたの敵を愛し、あなたを呪う者を祝福せよ。」

 

は非常に合理的だったのです。

 

 

修羅場を経験した人たちはこのことを良く知っている。

 

西郷隆盛は次のようにいっている。

 

・「敬天愛人

・「人を相手にせず、天を相手にせよ。

  天を相手にして、己をつくして人を咎めず」

※南州翁遺訓より

 

また、田中角栄は次のように言っている。

 

・「人を憎まず、天を恨まず」

・「人間は誰しもできそこないだ。

  そのできそこないを愛さなければ

政治家はつとまらない」

 

最近では、

 

他人に対するマイナス感情を軽減するプログラム(メッタ)として

 

UCLAでも導入されているそうです。

 

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
 
田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得

田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得

 
 

【ことば】時間・有時ー正法眼蔵

「時間は、左から右に人の意思とは無関係に均質に流れている。」

 

僕らはそう信じている。

 

でも本当にそうだろうか?

 

例えば、写真を見たとする。

 

画像が動かないため

 

写真の中の世界の時間は止まっていると感じる。

 

一方、ビデオを見たとする

 

映像が動いているため、

 

ビデオの中の世界の時間が流れていると感じる。

 

ここから分かることは、

 

人間は、時間そのものを把握せず、

物の変化によって時間(物の存在も)を認識していることだ。

 

デリダはこのことを<差延>と呼んでいる。)

 

さらに考えてみる。

 

観察者が「変化前の物体A´」と「現在の物体A」とを比較して

 

A´とAとの間に差を認識したときに時間が発生するのだが、

 

変化前の物体A´それ自体は「現在」どこにもない。

 

世界には過去、未来はなく、ただ「今」があるだけ(仏教では「刹那滅」といい、ホワイトヘッドも過去の存在を否定する)。

 

存在するのは「現在の観察者」と「現在の物体A」だけである。

 

時間とは、現在の観察者により認識される「物体A´だった経歴をもつ現在の物体A」の存在そのものなのだ。

 

瞬間瞬間に過去の物体A´(あるいは将来の物体A´´の可能性)が現在の物体Aに収納されていく。時間が今の存在Aに収束していくのだ。

 

また違う表現を考えてみる。

 

一般的には、

 

「時間が万物を支配していて、ものは時間に影響を与えない」

 

と考えられている。

 

つまり、

 

時間が止まれば、すべての存在の運動がとまることになる。

逆にすべての存在の運動が止まっても時間は冷徹に進んでいくのだ。

 

そうではなく、

 

時間と存在が相互に依存し合っていると考えたらどうだろう?

 

観察者が現在の存在Aを動的に理解することによって、時間が発生し、

観察者が現在の存在Aを動的に理解しなければ、時間は発生しない。

逆に時間がなければ、差延が生じないのだから観察者は存在Aはもちろん「自分」すら認識すらできない。

 

となる。

 

存在と時間は相互依存するし、観察者ごとに関係性が異なる。

 

時間を「存在の支配者」から「存在と対等なもの」に引きずり下ろす発想は、

 

時間を相対化・主観化することだ。

 

観察者と存在との間に複数の時間が絡まるように存在する。

また、時間があってはじめて存在が成立する。

 

光速不変の原理を保つために

 

絶対的時間を否定する相対性理論に少し似ている。

 

このことを道元正法眼蔵の中で、

 

有時は、時すでにこれ有なり、

有はみな時なり。

 

と記し、「時間は存在である。時間は独立に存在せず、存在と密接不可分」

と言い切っている。

 

ハイデガーも「時間と存在」の中で同様のことを述べているが

 

道元は数百年前に体験的・経験的知識として発見していることは驚きである。

 

般若心経では「全てのものは、相互依存関係(縁起)の中でのみ存在する」と説くが、

 

正法眼蔵では、

存在を「時化」することで、

万物の相互依存関係(縁起)を「空間面」だけでなく「時間面」にも拡張したともいえる。

 「現在のA」という存在の中には、他の存在(例えば私)との関係において、地層のように「今までのA」と「これからのA」が包蔵されている。言ってみればー瞬の存在の中に永遠の時間が保存されている。

 

見知らぬ町中のAさんも私がAさんの過去・未来を想う時、例えば子供のころはどうだったのか、夢はあるのかと思いを馳せる時、時間が加わわり、今のAさんの存在の中に過去・未来を包括した、時空を超えたAさんを見る。

 

また、Aをみている私自身も、他の存在(あるいは私を見る「私」=超越的自我)からは私がみているAと同じ・・・

*実は差延があるから超越的自我が生じる。

 

世界は、主客、時空を越えた複雑なリゾームのような構造をしている。

 

無限の縁起の連鎖は、やがて語り得ない無分別の世界ヘ通じる。

 

正法眼蔵は難しい・・・

 

とりあえず、この様に理解しておこう・・・

 

 

正法眼蔵(一)全訳注 (講談社学術文庫)

正法眼蔵(一)全訳注 (講談社学術文庫)

 

 

 

【ことば】道具ー現実存在・本質存在

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※モダンタイムス 

僕たちは、世の中を「自分にとって役に立つのか、立たないのか 」という基準で見ている。

つまり、世の中を道具として見ている。

 

今、ここに同じ形・サイズのAというコップとBというコップがあるとする。

 

コップを選択するとき、僕たちはAにするかBにするかは悩まないはずだ。

 

なぜなら、Aであっても、Bであっても

 

いずれも飲み物の容器という機能をもっているので、

 

「自分にとって役にたつか」という基準からすれば、同価値だからだ。

 

哲学的にいうと、

 

「Aというコップがある」あるいは「Bというコップがある」ということを

「現実存在」といい、

 

AというコップとBというコップに共通する機能を「本質存在」という。

 

本質存在が重要なのであって、現実存在はどうでもいいということだ。

 

大量消費社会・モダンタイムスにぴったりな発想だろう。

 

しかし、大量消費社会に身を置いている僕らは今幸せだろうか。

 

代替可能ならどんどん新しいものに買い替えればいいという思想は、

 

知らぬ間に僕ら自身を傷つけている。

 

ものに限らず、人間そして自分自身さえも道具として見てしまう危険があるからだ。

 

企業での社員の使い捨てを考えればイメージしやすいだろう。

 

自分は「できる男・女」で代替不可能とタカをくくっている人も要注意。

 

AIの登場で人間の本質存在が脅かされ、近い将来・IQ200の天才も希代芸術家も

 

AIからするとポンコツ扱いされるかもしれないからだ。

 

こんな時代、ものの現実存在に目を向けることも重要だ。

 

持たない生活にも通ずるところがある。

 

持ち物が少なくなる分、1つ1つのものそれ自体に対して意識が向くからだ。

 

ものへの意識が変われば、人に対する意識が変わり、自分自身の見方も変わる。

 

ものに対しても、人に対しても、自分に対しても現実存在に目を向けたい。

 

存在と時間〈上〉 (ちくま学芸文庫)

存在と時間〈上〉 (ちくま学芸文庫)

 

 

【もの】小谷ガラス

倉敷の小谷氏による吹きガラス。飾らない・実用美が魅力。

ガラスに含まれるモールがグラスに個性を生む。

普段使いこそ、心のこもったものを使いたい。

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【ことば】「空」の思想

縁起の故に無自性

無自性の故に空 

「中論」龍樹

 般若心経の本質部分。

 

すべてのものは関係性(縁起)の中にあり、

 

関係性の中でのみ存在しうる。

 

したがって、独立不変のもの・本質はありえない(無自性)。

 

つまり、すべては「空」なのだ。

 

「空」は、「有」・「無」を含むこの世のすべての事象を貫く根本原理である。

 

これが「空」の思想だ。

 

すべては本質を持たない「空」といわれると、

 

まさに空しくなりニヒリズムに陥りそうだが、そうではない。

 

「空」であるが故に、そこには自由があり無限の可能性が広がっている。

 

「本来無一物、無一物中無尽蔵」と理解してもいいかもしれない。

 

また、自分という存在が宇宙の果てまで繋がっている(縁起)という感覚、

 

自分をとりまく世界と無分別に繋がっているという一体感は

 

我々に揺るぎのない安心感を与えてくれる。

 

卑近な例を挙げれば、

離れ離れになった恋人といつでもどこでも繋がっているし、

 

「空」は物理世界だけでなく、記憶の世界・情報の世界の原理でもあるから、

 

死別した親友とも記憶を通じていつでもどこでも繋がっていることになる。

 

龍樹 (講談社学術文庫)

龍樹 (講談社学術文庫)

 

 

 

【もの】モレスキンの手帳

モレスキンの手帳

ゴッホヘミングウェイ等が愛用した高級手帳

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 正直高いと思うが、一度買うと愛用してしまう。

 大切な言葉を書き留め、肌身離さず持ち歩き、常に確認できるようにする。

 人生の伴走者。大切な言葉は、スマホではなく自分の手で手帳に丁寧に書き留めたい。

【ことば】明鏡止水

 

明鏡止水:鏡のような水面。

 

 

どんな喧噪の中にあっても、音もなく風もない明鏡止水の心もちでいたいですね。